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下らない問題でマスメディアが騒いでいるので私的な見解を書かせていただく。

この問題は、当時空幕僚だった田母神俊雄氏が寄稿した論文において。
「日本が侵略国家だったというのは濡れ衣だ」という旨の一文があったことである。
一応、私はこの論文について全文を閲覧していないゆえに、この論文に対しての意見感想を持ち得ない。
一文にたいしては、賛同批判の思いなにかしらあるが、それは短絡過ぎるために控えておく。
もちろん、この論文に対して批判や賛同はそれぞれあるだろう、異論反論あるだろう。
あってよいのだ。
それが、思想の自由であり、言論の自由であり、自由主義である。
私が今回問題としたいのは、マスメディアの報道と言論の自由、そして更迭である。
そもそも、ことの問題は何であるか。
空幕僚長が、「過去の日本は侵略国家ではない」という論文を書くことに何の問題があるかということだ。

事は簡単である。
自衛隊という外国からは軍隊と見られている組織の高官が、第二次世界大戦中の日本の軍事行動に非がないと主張することに危機感を覚える国がいるということだ。
日本が実際に侵略国家であったかどうか、その当時の行動として非難される筋合いがあるかないかではないのだ。
政府見解と異なる旨の論文を出し、外交関係にいらぬ労力を与える懸念がある。
その点として考えるならば行政組織としてのリスクや仕事を減らす目的として、田母神氏を降格させるのは当然ありうるであろう、私的に考えて政府としては適当な判断だと考える。

幾ばくかの問題としては、内閣の閣僚や、政府組織の高官が、政府の見解と異なる発言をして良いのか悪いのかという問題だ。
例えば、自由を標榜する国のアメリカでは、長官と大統領は有る程度の意思疎通はありながらも、それぞれの考えを尊重し、自由に発言をしているようにも見える。
そもそも、自由主義の中で、考えや発言が政府の見解で強制されることの方が人権の権利上問題である。
過去の政府の政治決定に対する思想がどうであれそれは個人の自由ではある。しかし、それが外国に悪印象を与えるか否かはべつでもある。外国が気分を害すのが正統であれ、否であれ、人間である以上、外国の政治家が様々な感情を表すのが現実である。
それを憂慮するかどうかは、もちろん自国と他国との関係が問題ではある。
どの程度問題になるか、それが個人の自由を侵してまでするべきことなのか。
それは行政機関の判断次第だろう。
しかし、それが大多数の幸福に繋がるならば、個人の自由を侵害してもやらねばならぬと言えばならぬし、政府の主要な面々はそれを考えて行動や発言をしなくてはならない。

さて、しかし、マスメディアの反応は異常である。
まず、日本は侵略国家ではなかった、と言う発言のみを取り出し。
それの何が問題であるか、それが妥当か間違っているかの説明もなく、まず非難である。
発言内容に批判もせず「このような発言をする人が幕僚長でよいのか。」。
「このような発言をすると分かっていた人を任命する政府の責任は。」と言う具合である。
そんな発言をする人は間違っていると言う論調だが、当の発言自体がどうであるかには触れようとしない。
当のマスメディアにも、何が間違っているか説明できる確かな証拠も論拠もないのだと見て取れる。

しかし、マスメディアは間違っていると言う、言わざるを得ないのだろうとも感じる。
視聴率や抗議に影響がある。
歯に詰まったような、徹底的に間違っているとは言わないし、論拠も示さないが、今はまだそう言う空気なので批判しておくと言う危機管理なのだろう。事なかれ主義の日本らしいやり方ではある。
しかしながら、マスメディアとしての役割は、「大多数に見られる」と言うこと以外に何も果たしていないと良く分かる。

発言の正当性や間違い、外国に与える影響、組織高官としての発言として外交面に影響を与えるか否かを含めて精査し、また思想の自由や表現の自由などの人権の観点から、発言が国営にとって問題があるのか否か、賛同できるかどうかなど様々な報道があってしかるべきなのだが、非情におそまつなものである。

日本のマスメディアは営利企業でしかないと分かる事件であった。
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