上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
コミュニティ検索 »
以前、マスコミ左翼とネット右翼は似ているとぽつりと書いたが、その辺りに感じる両者の共通点というか、何がそう感じさせるのかということについて考察した。
考察結果としてたどり着いたのは、マスメディアは、と言うか日本のマスメディアは自覚的にしろ無自覚的にしろ神であると言うこと。
以下の項に分けてそう考えるに至った理由と共に、マスメディアが感じるインターネットへの不快感やネット右翼に対する憎悪感、そしてマスメディアがそれらに対処するためにはどうすれば良いのかと言うことを述べてみたいと考える。

1.マスメディア左翼とネット右翼。
2.マスメディアは神である。ネットもまた神である。
3.マスメディアのインターネットに対する嫌悪とネット右翼に対する憎悪。
4.マスメディアが人間宣言をする日。
1.マスメディア左翼とネット右翼。
私はマスメディア左翼とネット右翼を似ていると感じる。
その原因の一つが盲信である。
(※先に言っておくが、別段私はネット右翼と呼ばれる人達を嫌っているわけではない。ただ以下のように感じるだけ、と言う話である。)
多くのテレビを見る一般人は「テレビが言ったから、ニュースでやっていたから。」と、マスメディアの言葉を無条件で信じる。それと同じように、ネット右翼の半分ほどは「インターネットで見た。サイトでこう書いてあった。ウィキペディアに書いてあった。」と、インターネットの情報を鵜呑みにする。
これは結局、元々テレビを見て信じていた人達が。

政府は間違っている。 → マスコミは嘘をつく。
マスコミが正しい。  → ネットは正しい。


に成っただけなのではないか。
信じる対象と対象の言う内容が変わっただけで根本は変わってない。
どちらとも情報の精査や情報からの考察を他人に任せて、自分は他人の言うことを受け売るだけと言う所が似ている。
また、信じる対象の論を否定することを批判することを認めない若しくは無知蒙昧だと言ってのける辺りも似ている。

2.マスメディアは神である。ネットもまた神である。
では、そもそも、その信じると言うことがどこから来るのかという話である。
私が根本にあると考えるのは、「大人・親の言うことは正しい」と言う教育方法である。
特に日本の幼児教育では多いのではないだろうか。
「とにかく親の言うことを聞きなさい。」「大人の言うことが正しいんだ。」程度の差はあれど、自分の親に同様のことを言われた経験はないだろうか。もしくは自分の子供にそう言った憶えはないだろうか。
これは論と理を持って説明すること納得させることを放棄して、また子供が自ら考えることを否定して、ある一つの絶対的な存在を盲信しろと言う教育だと言える。
間違っているとは言わないが、これが問題の根本にあると私は考える。

大人の言うことを信じろといえど、生活していけば分かるが大人は絶対ではないし正しくもない、これは長く一緒に生活していれば分かることである。
そうなったとき、子供はどうするか。そのまま見て見ぬふりをし盲信するという人も居るが、あまり多くはない。
これが昔や西洋ならば、信じられない大人代わりに神を持ってくるのだ。
つまり、全知全能の神のおっしゃることは正しい、神の言うとおりに生きれば間違いがないとなる。
それが時代の変遷ごとに、日本では天皇になり、将軍になり天皇になっていき。
それが現代ではマスメディアになったのである。
想像してみて欲しい、よくマスメディアを信じる人達を。
例えば、昔のあるある大事典で健康に良いと言われて食材を買う人達をである。
「~を食べる生き方が正しい。」それが神の言葉である。視聴者はそれを信じ、その言葉を規範として生きていく。

生き方の規範を示し、その言葉を信頼される者、と言う意味でまさしくマスメディアは神であったのである。
マスメディアが大人と違うところは、嘘や間違いを見事に隠し誤魔化し、間違いを犯さない絶対的な存在として君臨し続けた所にある。

そして、それは一部の盲信する人にとって、インターネットのリソースもまた神である。

3.マスメディアのインターネットに対する嫌悪とネット右翼に対する憎悪。
ここまで説明すれば大体私の言いたいことは想像が付くかも知れないが。
マスコミとインターネットはつまり宗教対立なのだ。
マスコミにとっては今まで自分たちを信仰し崇めてきた信者が、今度は別の神を信仰して邪神だと牙をむいてきたのである。
宗教の鞍替えであり、それはマスコミの権威の失墜と権力がなくなることである。
だからこそ、既存のマスメディアは必死にインターネットを否定するのである。
それはユダヤ教がキリスト教を否定し、キリスト教がイスラム教やユダヤ教を否定したように。
マスメディアにとって、インターネットは信者をそそのかす悪魔であり、ネット右翼は異教徒なのだ。
それは、やはり、多分に相容れない。

4.マスメディアが人間宣言をする日。
最近になってであるが、件のあるある大辞典のねつ造問題やTBS朝ズバのねつ造問題で示されるように、テレビは自分たちに過ちがあることを認めるようになってきた。
こここの時にいたって既存のマスメディアにとって必要なのは自分も間違いを犯す人間であることを大々的に示すことだろう。
そして、それはどの存在も同じであることを示さなくてはいけない。
誰かの言葉を信用して何も考えずに言われるとおりにしていてはダメなのだと、疑い自分で考え自分で判断することが大切だと示していくこと。
そうして初めて自分を離反し他者を信仰する者を減らせるのだ。
時代は変わったのだ。
絶対的な価値観がなくなり多種多様な考え方が息づく今の時代で絶対的な存在を維持し続けるなど最早無理なのである。

しかし、テレビや新聞などの既存のマスメディアはまだまだ情報を集約する巨大な存在としての価値は在り続ける。
自分たちは情報を検査し提供する存在として割り切れば、それはまだまだ重要な存在だと言うことに気付いて欲しいものである。
スポンサーサイト
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://motiyaki.blog78.fc2.com/tb.php/34-be42f336
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
コメント

>自分たちは情報を検査し提供する存在として割り切
>れば、それはまだまだ重要な存在だと言うことに気
>付いて欲しいものである。

マスコミは市民から頼りになる存在と思われるようになる必要があると思います。現状では記者クラブ制度という市民には登れない高い位置にいて情報を垂れ流しているような印象を受けます。

J-CASTに人気があるのはネットユーザーには頼りになる存在だからでしょう。
2008/03/01(土) 16:43 Piichan URL [編集]

Piichan様へ

確かに、JCASTが人気があるのは、欲しい人達に欲しい情報を送り届けているからだと考えます。
それは政府の公報と化した記者クラブからは出てこない、所謂歩いて調査すると言う意志に通じることではないでしょうか。
既存のマスメディアの権威権力は確かな力です。
その力を生かして、国民が欲しい情報を集めることが出来る集団となって欲しいです。
2008/08/20(水) 02:21 土方 URL [編集]







非公開コメント
プロフィール
 

土方

Author:土方
いつの間にか寒かった。

メール

web拍手
 
ブロとも申請フォーム
 
フリーエリア
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。