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朝日新聞

いじめ、テレビやゲーム漬けが影響か 京大など調査


 全国高校PTA連合会と京大大学院の木原雅子助教授(社会疫学)は14日、いじめに関する調査結果を発表した。高校生6406人が対象。しつこくからかったり、無視したりするなどの「精神的いじめ」は加害者、被害者の立場が入れ替わりやすく、テレビやゲーム漬けがいじめを助長する可能性があるという。

 今年9月、全国45の公立高校で2年生の男子3501人、女子2905人にアンケートした。

 いじめたか、いじめられた経験は、小学校時代では男子が約74%、女子は約75%、中学校時代は男子が約71%で、女子は約66%、高校では男子が約51%、女子が約37%だった。いじめたことのある子がいじめられた確率は、いじめたことのない子がいじめられた確率より、小学校時代は7~9倍、高校時代で16~17倍高かった。

 また、1日のテレビ視聴が1時間以内の子に比べ、4時間以上の子がいじめをした経験は、高校男子で1.2倍、同女子で1.4倍多かった。ゲームの時間や携帯電話のメール交換頻度でも同じ傾向が出た。

 木原助教授は「テレビやゲーム漬けの状態が攻撃性を育て、人間的なつながりの薄さが精神的不安定を引き起こすことで、いじめが生まれる可能性があるのではないか」と分析。「学校や保護者が加害者と被害者の意見に耳を傾け、テレビ、ゲームに触れる際のルールづくりが必要だ」と話している。



この記事の問題点。
1.調査の詳細な質問および回答数が示されていない。
2.有意差が出ていない。
3.結論のゲームやメールに関する数字が出されていない。
以上三点。
さらに少し注意したいのはこの調査は高校二年生への調査であって、高校二年生以外には適用できない結果だと言うこと。



順を追って説明する。
1.調査の詳細な質問および回答数が示されていない。
そのままである。
> いじめたか、いじめられた経験は、小学校時代では男子が約74%、女子は約75%、中学校時代は男子が約71%で、女子は約66%、高校では男子が約51%、女子が約37%だった。
上記では虐めた数と虐められた数が分からない。
テレビ視聴に関しては、割合さえも示されていない。
有効な実数なのかが分からない。
これでは正しい調査であったかさえも分からない。



2.有意差が出ていない。
>1日のテレビ視聴が1時間以内の子に比べ、4時間以上の子がいじめをした経験は、高校男子で1.2倍、同女子で1.4倍多かった。
上記、一文のことである。
1.2倍等というのは、この調査の票本数からすれば誤差の範囲。
男子の調査数は約3500人、うち1時間以下、4時間以上の生徒がそれぞれ三分の一ずつ存在した場合、約1200人。仮に小学校で虐めた数字を用い70%が「虐めに関与」として、840人。
これの0.2倍の差というのは168人程度の差である。
質問が詳しく分からない上に数字が詳しく書かれていないため、調査に有利な数を用いたが、本来ならばさらに少ない数の差だろう。
3500人調べて170人、つまり5%である。この程度の差というのは誤差の範囲だ。



3.ゲームやメールに関する数字が出されていない。
>ゲームの時間や携帯電話のメール交換頻度でも同じ傾向が出た。
有意差以前に、どれほどの差が出たのか分からない。
単純に言えば、1人の差が出ようと同じ傾向とは言える。
「誤解を与えるかも知れないが間違いではない。」と言う決まり文句が出てくる文章だ。
恐らく、実際に数を出せるほど差はなかったと見るのが良い。



まあ、良く新聞にある「データを都合の良く解釈し報道」である。
少ない標本で何十回も調査を行っていれば、自分達が書きたい記事に都合の良い調査結果が一回以上は出る。
掻い摘んで言えば、今回はそれだけの話である。
殆どゲームをしないので、ゲーム云々は正直興味がなかったりする。
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